真勝和尚と行く
関東不動尊霊場巡り

関東には

「関東三十六不動尊霊場」と言われる

不動明王をおまつりするお寺があります

今回は

その中から選りすぐりの5つのお寺を巡ります

先達(案内)していただくのは

金澤真勝和尚

千葉県の神崎にある

真言宗醍醐派の神崎寺のご住職です

不動明王は

災難を除けて、道を切り開いてくれると言われています

まだまだ不安定な世の中ですが

不安や煩悩を焼き切り

不動のこころを得られるよう

お参りしましょう

季節にちなんだお寺に伺います

四季の風情を合わせてお楽しみください

そして

巡礼の後のお楽しみも

門前ならではのお料理を

真勝和尚のお話を交えて頂きます

スケジュール&内容

高尾山薬王院

1月29日(日)

天狗のいる山へ初詣

 高尾山は

古くから修験道の霊山として

山伏が修行を行ってきました。

その山腹に位置する薬王院は

「飯縄大権現(いづなだいごんげん」

をご本尊とする山岳信仰のお寺で

真言宗智山派の関東三大本山の一つです。

また、
飯縄大権現様の眷属(使い)でもある

天狗が住む山と言われ

境内には天狗をモチーフにしたオブジェが

多数あります。

境内には神祠と仏堂が混在していて

神仏習合のスタイルがまだ残っています。

そんな天狗様の山へ初詣へ行きませんか。

御本堂でお勤めの後は

高尾山頂まで登って富士山まで見渡せる

絶景を堪能しましょう。

お食事は

お寺が供する精進料理を

命への感謝をもっていただきます。

お時間の許す方は

麓の温泉で一休みしていきましょう。

川越大師喜多院

4月2日(日)

桜のお大師さまと小江戸川越散策

喜多院は

埼玉県川越市にある天台宗の寺院で

慈恵大師をお祀りしています。

「川越大師」の別名でも知られていて

正月のだるま市や春の桜まつりなどで

多くの人が集まります。

建物がほとんど重要文化財に指定されていて

広大な境内は池や堀を廻らせた

景勝地となっています。

住職であった天海大僧正が

徳川家康と関係があったために

徳川家とゆかりの深いお寺で

江戸城から移築された家光誕生の間や

春日局化粧の間が一般公開されています。

 

桜の名所でもあり

紅葉山庭園の枝垂れ桜は

家光お手植えの桜として知られています。

境内の桜を楽しんだ後は

小江戸と言われている街に出かけましょう。

シンボルの時計台「時の鐘」や

黒漆喰と鬼瓦の蔵造りの建物が並ぶ

情緒溢れる街並みが目を楽しませてくれます

成田祇園祭

7月9日(日)

成田祇園祭を鰻屋さんの2階から堪能

成田祇園祭は

毎年7月上旬の3日間にわたり行われ

成田山新勝寺の縁日である成田祇園会と

成田山周辺の町内が一体となり

行われる夏祭りで300年の歴史があります。

見事な彫刻や装飾を施された10台の山車と

御輿1台が繰り出し

成田山表参道とその周辺を巡行し

例年40万人の見物客が訪れます。

見どころは最終日の「総引き」で

山車が表参道仲町の坂を一気に駆け上ります。

 

今回は山車の巡行の様子を

食事をする 鰻屋さん「鰻福亭」の2階から

見物します。

見物だけでなく

お捻りを竹竿の先に吊るして2階の窓から

山車に差し出してお土産をもらうという

お遊びも体験します。

 昼食の前は宗吾霊堂 と新勝寺を

真勝和尚の案内で参拝します。

昼食の後は参道や境内のお祭り情緒を

それぞれでお楽しみください。


成田山新勝寺

10月22日(日)

お不動さまへ講中参り

新勝寺は

千葉県成田市にある

真言宗智山派の大本山です。

939年に勃発した「平将門の乱」の折

空海が自ら開眼した不動明王を

寛朝大僧正が成田の地に奉安し

戦乱が鎮まるように祈願したのが始まり

と言われています。

以来

源頼朝、水戸光圀、二宮尊徳など

著名人が成田山を信仰してきました。

特に江戸時代

歌舞伎役者の市川團十郎丈が

成田不動に帰依し成田屋の屋号を名乗り

不動明王が登場する芝居を打ったので

成田不動は庶民の信仰を集めました。

初詣客は約300万人超で

仏閣の中でも

明治神宮と全国第1位2位を争います。

今回は

真勝和尚の先達はもちろん

末寺の講中参拝の形で伺いますので

本堂の内陣にての参拝や

坊入りを受けることができ

貴重な体験になるでしょう。

大山寺

12月3日(日)

紅葉と豆腐とお不動さま

 大山寺は

神奈川県伊勢原市の大山にある

真言宗大覚寺派の寺院で

不動明王を祀っています。

関東三大不動の一つで

「大山のお不動さん」と親しまれています。

奈良の東大寺を開いた

良弁僧正が755年に開山したのに始まり

弘法大師も第三世として入山して

数々の霊所を開きました。

その後は真言・天台の中心道場として栄え

江戸時代には

大山不動参りが大衆の中にも広がりました。

明治初年の廃仏毀釈でも

厚い信仰によって本尊や数々の寺宝が守られ今でも神仏習合の形が見られます。

本堂前の参道周辺は紅葉の名所で

この時期は木々が目を楽しませてくれます。

大山は

新鮮で清らかな水の宝庫で

こんにゃくや豆腐の生産が盛んです。

参道には多くの豆腐料理店が並び

昼食も豆腐料理を堪能します。



詳細

・各回とも現地集合、現地解散になります。

 

・真勝和尚がご案内します。

 本堂にて勤行次第に則り、ご本尊にお経を奉納します。

 用意した経本を見ながらお経をお唱えします。

・会費はお食事代を含めた金額です。

 各回ごとにご確認ください。

 

・御護摩札をいただきたい方は、別途護摩料をお支払いいただき

 お寺に事前に申込みをします。

 
お申込みボタンをクリックしてお申込みください。


大日山神崎寺
大日山神崎寺

先達プロフィール

金澤 真勝 (かなざわ しんしょう)

真言宗醍醐派の僧侶であり
千葉県、大日山神崎寺及び東京、二七山不動院の住職。

出家前は
大手外資系会計事務所にて
税理士として大手外資系企業の
国際税務、M&A、コンサルティングを担当後、
米国カリフォルニアシリコンバレー事務所にて
マネージャーとして勤務。

日本に帰国、
出家、京都総本山醍醐寺にて修行を積み、
伝法灌頂を受け真言宗醍醐派阿闍梨となる。

年間を通して祈祷、修行、仏教行事を執行し、
中でも、利根川河川敷において行われる
火渡り修行と
真言密教最奥修行である
八千枚護摩修行は
特筆される行事となっている。

子供たちへのメッセージとして
「夏の寺子屋」合宿には
日本各地のみならず
海外からも参加者を集め、
厳しくも暖かい指導を子供たちに行っている。
   
葬式専門の僧侶が多い中、
僧侶は人生にかかわり、
人を幸せに導く存在であるとの信念のもと、
幅広く、多くの人の相談を聞き、
修行を絶やすことなく、
仏教界のみならず広く人脈をもち活躍する。

瞑想指導も人気があり、
経営者やビジネスパーソンにも好評。
人脈と経験を生かし
一般社団法人の代表として
専門家や事業者とともに
終活と相続のアドバイザーとして
現代の社会問題の解決にも取り組んでいる。  

 

 

神崎寺HP

https://www.kouzakiji.com/

YouTubeチャンネル
夢をもって生きろ